動悸、頻脈など不整脈を伴う自律神経失調症の症状

自律神経失調症では、特に運動など体を動かしていないのに、急に心臓がどきどきしたり、脈拍が乱れたりすることがあります。

心臓の鼓動は、右心房の壁に存在する洞房結節と呼ばれるところからの電気の刺激伝導によって制御されていますが、この心拍数の速度を自動的に調整しているのが自律神経なのです。
自律神経のうちの交感神経が優位に働いていると心拍数が増加し、副交感神経が優位に働くと心拍数は減少します。
そのほか心拍数は、交感神経系循環ホルモンであるアドレナリンとノルアドレナリンが副腎髄質から血液中に分泌されることによって増加したり、甲状腺ホルモンが過剰に分泌されると増加したりとホルモンの分泌量によっても影響を受けます。

ですから、自律神経失調症で自律神経が不安定になると、心臓の鼓動を一定に保っている刺激伝導系乱が乱れるために、動悸や不整脈などの症状が現れるのです。
不整脈がある人は、同じ不整脈が何度も起こりやすい傾向があり、不整脈によって心臓から全身に送られる血液の量に悪影響がでると、ふらつきやめまいなどの症状が伴うことがあります。

軽度の不整脈はそれほど問題にはなりませんが、胸の痛みや息切れを伴う症状は冠状動脈の動脈硬化など心疾患の可能性もありますので、お医者さんに見てもらうようにしましょう。
心臓は生命に関わる器官であることから、ちょっとした動悸や胸部の不快感も気になって不安になり、そんな不安や恐れが動悸や息切れなどの症状はさらに強くする心臓神経症と呼ばれる神経症になる悪循環をもたらしますので、早期に原因をはっきりさせて精神的な不安を取り除くことも大切です。


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