人それぞれ様々な性格を持っていますが、細かいことにはあまりこだわらないタイプの人と、些細なことでも気にするタイプの人がいます。
自律神経失調症は後者のように神経質な性格の人で非常に起こりやすくなります。
神経質な性格の人というと、なんでもきちんとしていなければ気が済まず、周りの目が気になり、1つのことをいつまでも気にしていろいろな心配事をため込んでいって精神的ストレスを増やしていってしまいます。
そうすると、精神的な悩みや悲しみ、驚きなどに接するたびに、感情の影響を受けやすい脳の大脳辺縁系の機能が乱れ、これが視床下部にある自律神経中枢を刺激するので、交感神経と副交感神経のバランスも乱れて自律神経失調症になりやすくなるのです。
まさに「病は気から」という言葉が当てはまりますね。
性格は治そうと思って簡単に直せるものではありませんので、いかにして気分転換しストレスを解消するかが自律神経失調症を解消するための大切なポイントになります。